「浸透圧発電」施設の稼働を開始しました2025年8月19日2025年8月20日お知らせ 2025年8月5日(火)、当社と福岡市及び福岡地区水道企業団との共同により、海の中道奈多海水淡水化センター(通称:まみずピア)に日本初、世界でも2例目となる浸透圧発電施設の稼働を開始しました。 浸透圧発電は、海水と真水を浸透膜で隔て、塩分濃度が薄い真水側から濃い塩水側に水が移動する際の運動エネルギーを利用してタービンを回す発電方式です。天候や時間帯に影響されることなく発電することができます。 本施設は、まみずピアから放流される「濃縮海水」と、和白水処理センターから放流される「下水処理水」の塩分濃度差を活用しており、未利用資源の有効活用という点でも注目されています。 正味発電電力は約110kW。年間発電量は最大88万kWh(サッカーコート2面分の太陽光パネル相当)となります。 今後、実証を重ね世界の脱酸素化への貢献を目指します。 本件に関するお問い合わせ先 事業開発部 上山・中村 TEL 095-881-2589 FAX 095-801-2056