機械を創る。 〜機械を動かし続けるのも、人の技術だ〜

PROJECT STORY 03 内水はん濫から街を守るための設備。「鳥飼ポンプ場沈砂池機械設備工事」 (福岡県)2009年4月〜2010年3月

MEMBER メンバー紹介

水処理システム本部 機械製造部門 2002年入社 今市屋 亮輔
水処理システム本部 機械製造部門
2002年 入社
今市屋 亮輔

近年増えている内水はん濫に
対応するプロジェクト。

内水はん濫とは下水道管や水路から水が溢れること。毎年のように起こる集中豪雨によって、マンホールや水路から水が溢れる様子がニュースになることも珍しくありません。この施設は、福岡市城南区の鳥飼、別府、田島の各地域の内水はん濫を防ぐために新設されました。
このようなポンプ場の工事は珍しくないのですが、ほとんどが設備の更新工事です。このプロジェクトは、すべてを一から始める新設工事だったため、更新工事にはない課題もありました。

設計段階では予期できない現場の課題。

このプロジェクトでは沈砂池機械一式(自動除塵機×3台、ベルトコンベヤ×2台、沈砂分離機×1台、しさ・沈砂ホッパ×各1台、鋼製加工品×1式)の設計から製作、据付工事までを行いました。ポンプ場の狭い敷地の中に大きな機械を並べるのが課題のひとつ。図面上は入るはずが改めて現場を確認すると入らない場合もあり、緊急で設計変更を行うこともあります。単年度工事として発注されていたため、設計・製作に使えるのは半年ほど。短期間での対応を迫られていました。
このプロジェクトで、大きな問題になったのが、自動除塵機とベルトコンベヤの駆動装置からの振動。当時の上司と現場に出向き改造案を考え、架台の強度を上げるなど、何度か改造を繰り返し、やっとこの問題を解決できたことが印象に残っています。設計から行う仕事ですが、据付工事の段階でも多くの課題を解決する必要があるのです。

私たちの仕事が広がったプロジェクト。

現在ではこのように設計、製作、据え付けを行う工事は数多くありますが、この当時は年に1~2件ほどで珍しいものでした。その意味で、協和機電工業にとって仕事の間口が広がったプロジェクトと言えるのではないでしょうか。自分で設計したものが完成して、機械が並んでいるのを見たときは圧巻で本当に嬉しかったです。
また各部署が連携して、ひとつのプロジェクトを行ったことも意義深いと思っています。

沈砂池(ちんさち)とは

沈砂池とは下水管で運ばれてくる砂や大きなゴミを沈めて取り除く施設。下水処理場や雨水ポンプ場などに水処理工程の一環として設けられている。

沈砂池(ちんさち)

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